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皮膚病理へのいざない

皮膚病理へのいざない

  皮膚病理組織診断は、皮膚科診療の中でも根幹をなす重要な分野です。臨床所見で診断がつけ難かった病変でも、病理組織検査により確定診断に至るといった例は枚挙に遑がありません。かつて我々の周りには、大学にせよ一般病院にせよ、皮膚病理組織学に滅法強い先生が沢山おられ、症例検討会の折には侃々諤々のディスカッションが繰り広げられていたものです。しかし現在そのような達人は激減し、皮膚病理組織学仲間の内でも、我々がレッドデータブックに掲載されるのは間近ではないかと、冗談まじりに語られています。
  皮膚病理学を生業とする若手皮膚科医がいなくなった背景には、病理組織所見を読むのに豊富な経験や職人芸が必要なのではないかというイメージを抱かれていることがあるようです。しかしながら、案ずるより産むがやすしです。ひとたび病理組織を読み解くちょっとしたコツさえつかめば、誰もが簡単にこの世界に入っていけるもの事実です。
  さて、皮膚科専門医として臨床眼を養うには、目の前にある皮疹を皮膚病理組織学的理解でもって診ることであると言われます。多彩でダイナミックに変化する皮疹も、詳細な肉眼観察とそれを裏付ける病理学的変化をロジカルに理解すれば、病態の把握は容易です。逆に、病理組織像から臨床像を想像するという訓練も皮疹を診る目を培うのに重要です。
  本コーナーでは、皆さんに少しでも皮膚病理組織学に興味を持っていただくように、皮膚病理の美しくかつ面白い世界に皆さんをいざないたいと思います。そして、興味がある方には、是非我々の教室の門を叩いていただきたいと思います。

  以下、続々と追加の予定です。